中央農業でしか学べないこと

 中央農業高校は自然豊かで広大な土地で伸び伸びと学習できる学校です。1年生では、米や野菜を育てたり牛や犬などを飼育したりと、農業の基本的なことを学ぶことができます。2年生からはコース別学習となり、自分の学びたい内容のコースを選択してより専門的な知識や技術を学ぶことができます。私は、生物生産科、作物科学コースを専攻し、水耕栽培についてや様々な野菜の育て方などについて勉強しています。

 学習だけではなく、学校行事も中央農業高校の魅力のひとつです。農産物即売会は、学校で育てた野菜や花などをお客様に売るという農業高校ならではの行事で、毎年たくさんの方が来てくださいます。体育大会やマラソン大会は、生徒みんなで体を動かし汗を流すことができるやりがいのある行事です。

 寮生活では、学年の垣根を越えた部屋編成となっており、1ヶ月も経たないうちに先輩と後輩が仲良くなれます。自由時間には、友達との談笑やカードゲーム、勉強、読書などをして有意義な時間を過ごすことができます。ときには寮祭などのイベントもありカラオケや花火などをして楽しんでいます。また、寮生活を通して規則正しい生活習慣や礼儀などを学ぶこともできます。

 中央農業高校では、部活動や農業クラブ、課題研究発表会など、一人ひとりが活躍できる機会がたくさんあります。この学校では、実習を中心に農業の専門的な知識を学べることはもちろん、様々な体験を通して人間として成長することができるのです。

 中学生の皆さん、私たちと一緒に中央農業高校で学習しませんか。全校生徒一同、皆さんの入学を心待ちにしています。

生徒会会長 廣瀬 莉紅

中央農業で学んだこと

中央農業高校生物生産科卒業生

 中央農業高校では、3つの学科、6つのコースで作物や動物、食品加工などいろいろな分野を学ぶことができます。私は動物科学コースで、友人と協力しながら和牛の世話をおこないました。和牛甲子園(全国大会)に出品した和牛を食べたときには、命を頂くということの有り難みを感じることができたと思います。本校の和牛を使用したレトルトカレーの開発など、新しい取り組みにもチャレンジし、アイディアを出し合い主体的に行動することの大切さを学びました。

また、寮生活は友人、先輩後輩、先生方との関わりも深く濃いものになりました。ルールやマナーをしっかりと守ることで、社会で必要な力を身に付けられたと思います。私は現在牧場で住み込みで働いていますが、挨拶をするだけでも普段のコミュニケーションが取りやすくなり、より良い関係を築けています。

中央農業高校では他の学校では経験することができない学びの場がたくさんあります。ぜひ農業を通して楽しい高校生活を送ってください。